翼はなくても

行きたい、を少しずつ叶える

「行っ特!ながさきの島」で行ってきた! 五島列島 福江島

青い海! 世界遺産! 海の幸!

2022年8月下旬

ずっと行きたかった五島の福江島へ行ってきました。

地域振興策によるお得なキャンペーンの利用です。

いろいろ条件はあるのですが、

 

①九州在住者

②コロナワクチン3回目接種済

であった私たち夫婦(4回目も済んでるけど)は

 

「ふるさとで心呼吸の旅キャンペーン」

     と

「今だ!五島へ行こう!旅キャンペーン」(行っ特 島旅)

     と

「青いぜ!しま旅 助成金

 

のトリプル使いで

福岡発の往復航空券  +  ホテル3泊(朝食付き)+半日定期バス

 

正規料金7万円のツアーが

 

   2万6千円

 

という料金に!

 

っで、更に

「ふるさとで心呼吸の旅キャンペーン」⇒ 一泊あたり2千円

「行っ得!五島クーポン 」     ⇒ 一泊あたり5千円

つまり3泊で

  2万1千円のクーポン券付き

なのです!

 

コロナ禍が未だ鎮まらない中ではありましたが、

感染対策に万全を期して臨んだ福江島は、とても美しいところでした!

 

福江島の旅と、今回私たちが感じた

キャンペーンを利用する場合の盲点・注意点についてご報告します。

 

なお、キャンペーンの仕様の説明はあくまで素人の見解です。

また詳細や適用条件などは現状のものを確認してください。

 

夕焼けに向かう空海上人像



五島と福岡は近い! すごーく近い!

五島に行ったことがなかった一番の理由。

それは「遠い」思っていたからでした。

福岡~長崎は電車で2時間程度

そこから更に船に乗り換えて2時間半程度かかります。

直行のフェリーなら8時間以上!

一日かかってしまうイメージだったのです。

 

でも・・・福岡から直行便があったんです!

オリエンタルエアブリッジというANA系列の航空会社が

一日2便就航していて、なんと飛行時間は

40分

もう、あっと言う間です。

 

一日目 鬼岳トレッキング コンカナ王国

空港のロビーには事前にお願いしておいた

コンカナ王国の送迎の方が、札を掲げて待っていてくれていました。

 

ただ、私たちはまず最初に福江港(船の港)に行かなければなりませんでした。

というのは、

 

クーポン利用の際の注意点①

  行っ得!五島クーポンは福江港の観光センターで引き換えなければなりません。

  なので、クーポンが必要ならまず福江港に行く必要があります

 

実はコンカナ王国は空港のそばで、福江港からは遠いのですが

事情をお話すると、コンカナの送迎の方がわざわざ港まで送ってくれました。

これは本当に助かりました。

(たまたま、時間に余裕があった為行っていただけたとの事。

 他のお客様の予定があれば行けないそうです。)

 

そして、コンカナ王国に戻ってチェックイン。

まだ11時頃でしたが、すでにお部屋の準備ができているとのことで

すぐに部屋に案内していただきました。

 

お部屋で一息ついてから、本日のメインイベント

鬼岳トレッキングに向かいます!

 

コンカナからちょっと山道をのぼってサイクリングロードへ。

その後は天文台までサイクリングロードを歩きます。

天文台から鬼岳は草地の中の一本道。

サンダルなら厳しいかもしれませんが、運動靴なら大丈夫だと思います。

鬼岳頂上までの緑の道



暑かったですが、心地よい風が常に吹いているので気持ち良かったです。

火口跡をくるりと回るコースもあるようですが、

私たちは鬼岳頂上まで行って折り返ししました。

西側の海岸線を一望できる絶景ですよ。

海もきれいだったけど、上から見下ろす畑がとてもきれいでした。

360度の海と山と、広い広ーい空は感動ものです。

鬼岳頂上からの眺め



 

下山したら、お腹がすいたので

鬼岳 四季の里で名物五島うどん地獄炊きを食べました。

 

普通と特があって違いを聞いたら

特は椿油を使った角麺なのだそうです。

両方頼んで食べ比べましたが、確かに「特」はおいしかったです。

ここでは行っ得!五島クーポンが使えました。

 

コンカナへ帰ったら、さっそく温泉

外の露天風呂が温泉なのですが、なんか濃ーい感じです。

「温泉からあがったら温泉成分を洗い流して下さい」

という注意書きがあります。

プールには入らなかったのですが、プールサイドに

おしゃれにリノベされたバースペースがあって

そこでしばらく涼んでいました。

 

その後、ワイナリーへ。

チェックイン時に「試飲券」をもらったのです。

夕食前に一杯、ワインのテイスティングをさせていただきました。

テイスティング



丸ごと一本買ってお庭で飲んでらっしゃるご夫婦もいました。

美しい鬼岳をみながらのワインはおいしいでしょうね。

 

夕食は「和食処 ばらもん」でいただきました。

お刺身の他、おなじみの居酒屋メニューもあっておいしくいただきました。

この店も行っ得!五島クーポンが使えました。

 

 

二日目 定期観光バス 市内観光 カンパーナホテル泊

朝、8時40分から定期観光バスで島内観光です。

このツアーには「体験商品」を一つ選ぶ事が条件になっていて、

いろいろあったのですが、私たちは千円だけプラスして

半日の観光バスに乗りました。

 

コンカナから乗ったのは私たちだけでしたが、

長崎からの定期船が到着した福江港で8人ほど乗られました。

はじめ、ちょっとびっくりしたのですが、

この時のバスガイドさんは「年金生活です」とおっしゃる

元気なおばさまでした。

サプリメント介護保険の支払いの為に週3日働いてます」

とのこと。

ずっと子供の時から五島にお住まいの方で、昔の話や

いろいろ島の生活の話が聞けて、本当に楽しかったです。

 

あいにくの雨模様でしたが

井持浦教会(日本最初のルルド)⇒ 大瀬崎灯台 断崖 ⇒ 高浜ビーチ

を案内してもらいました。

 

午後からもコースはあって堂崎天主堂などと回るそうです。

 

私たちはお昼から福江市内を観光しました。

っで、その前にお昼ご飯を食べることにしたのですが、

 

クーポン利用の際の注意点②

  行っ得!五島クーポンは「お土産」の購入には使えません。

  一人一泊5千円のクーポンがあるので、どんどん使わないと使い切れません。

 

本当は「海鮮丼」とか食べたいところなのですが、

昼間は営業していないところばかりで結局普通にカツカレーを食べました。

ちょっと残念。

でも、クーポン券での支払いなので、ま、いいかという感じ。

 

お昼からは

福江城跡、武家屋敷通り、資料館などを見て回りました。

福江城は今は高校になっているのですが、石垣が大変立派でした。

もともとは海城だったそうです。

お堀を彩る蓮の花

午前中にガイドさんから歴史について聞いていたので

大変興味深く見学しました

武家屋敷通りの石垣も独特のスタイルが印象的でした。

 

夕方にカンパーナホテルにチェックイン

(荷物は先にホテルで預かってもらってました。)

このホテルは最上階に大浴場があって、港や鬼岳がきれいに見えました。

 

さぁ!お楽しみの夕食です。

私たちは旅先で地元の居酒屋に入って、

地の物を食べるのを非常に楽しみにしておりまして

今回も当然、町にくりだしました。

が・・・。

クーポン利用の際の注意点②

  行っ得!五島クーポンは限られた店でしか使えません。

 

飲食なら基本使えるんだろう、

くらいの気持ちで飛び込みで入った店で

「クーポン使えますか?」

と聞いてみたら2件連続で断られ、その時初めて

「使える飲食店」がけっこう限られていることに気がついたのです。

仕方なく、ホテルに戻ってクーポン券を受け取る時にもらった

クーポン券が使える店の一覧を取りに戻りました(泣)

一覧にはホテル・レンタカー・飲食店などが一覧されているのですが

実は決して多くはありません。

っで、気を取り直して再度「使える店」をグーグルマップで探して

訪ねたのですが、なんと!3件連続で店休(号泣)

 

しかたなく、中華料理で夕食を済ませました。

餃子おいしかったけどね・・・海鮮たべたかったなぁ。

でも、クーポン券での支払いなので、ま、いいかという感じ?

 

三日目 レンタカーで島巡り  カンパーナホテル泊

一日レンタカーを借りて島内を巡りました。

まず、最初に向かったのは

「ダイキョーバリュー福江店」

ちょっと郊外にある比較的大きなスーパーマーケットです。

 

旅にでると必ず「地元のスーパー」に行きます。

地元の人に聞いたりして、普段よく買い物をする店に行きます。

このご時世ですから、スーパーマーケットに並んでいる品は

全国共通のものがほどんどなのですが、必ず

「え?」っと驚くことや、見たことない商品を発見するんです。

今回はやっぱりお魚が面白かったです。

名前と見ただけでは良くわからない魚たち、値段はちょっとびっくりです。



キッチン付きの部屋だったら、絶対買って帰るんだけどなぁ。

そして、いくつかあるスーパーの中から

わざわざダイキョーバリューを選んだのは、

ふるさと心の旅クーポンが利用できるスーパーだったからです。

 

クーポン利用の際の注意点③

「ふるさとで心呼吸の旅キャンペーン」のクーポンは、一部のスーパー、コンビニで利     用できます。

 

お土産も、スーパーの方がいろいろな種類の中から選べたり、簡易な包装でお安く売っていたりすることもあります。地元の人はちゃんと良い物を知ってますしね!

スーパー見学とお土産の下見を楽しみました。

 

次に向かったのは堂崎天主堂。車で15分くらいです。

この日は本当に良く晴れて、青い海と天主堂はとても美しかったです。

海と空の青に映える天主堂

中は展示室になっています。

特に印象深かったのは明治~大正にかけての信者さんの写真。

周辺の村から小さな船で、たくさんの信者さんがやってくるのですが、

若い子達はお揃いの白いドレス。男性はカンカン帽をかぶって

本当に正装で礼拝に向かわれていたんですね。

信仰のまっすぐさと喜びが伝わって送る写真でした。

 

次にお昼を食べようと向かったのが遣唐使ふるさと館。

ここも行っ得!五島クーポンが使えるのですが、

メニューは普通の定食屋さんみたいな感じでした。

事前に予約すれば「鬼鯖定食」(地元の鯖を使ったおいしい鯖寿司)

とか食べられたそうです。

鬼鯖!食べたかった!

仕方なく、かき揚げどんぶりとチャーハンの昼食です。

でも、クーポン券での支払いなので、ま、いいかという感じ???

 

遣唐使関係の展示もあって、万葉集の歌が紹介されてました。

昔は、黄泉の国の入り口という位置づけだったのですね。

 

昼ご飯後は、青いビーチが見に行きました。

昨日は雨模様でちょっと残念な色だったので、リベンジです。

泊ビーチと高浜ビーチを訪ねました。

奥が泊ビーチ 手前が高浜ビーチ



泊ビーチ、本当にきれいでした。

小さな海の家があって、子供達が海水浴を楽しんでいました。

ああ、夏休み!

海の青さもだけど、砂の白さと細かさに感動です。

 



高浜ビーチは泊ビーチより少し大きめ。

ビーチハウスも大きくて立派です。

訪れる人も海水浴客より、観光客が多めな感じ。

だいぶ時間があったので、ここのビーチハウスでかき氷をいただきました。

ザ ナツヤスミ

 

 

マリンスポーツのデスクもあって、パラセールが大人気でした。

たくさんの人が舞い上がっていました。



 

本日の締めは夕焼けと決めていたので

三井楽の西岸を北上し柏崎公園へ。

道が相当に狭くて、相当に心細かったのですが、

到着したところは集落になっていました。

公園が整備されていて、自本涯の碑と空海の像、小さな灯台があります。

どこまでも続く海、広い広い空。

遠い昔の遣唐使達に思いをはせます。

ここで夕焼けを待ちました。

日が沈みきった後広がった夕焼けは素晴らしいものでした。

 

40分ほどで福江市内に戻れます。

そこから本日の居酒屋を探します。

行っ特島旅のクーポンが使える店の中から、

ネットで営業時間を確認し、アテにしていたお店が2軒。

が・・・

一件目は「今日はもう魚がないのよ~!」と断られ

二件目はなぜか・・・なぜだか閉まっていました。

ガックリ・・・・。

前日訪れた店もそうだったんだけど

「臨時休業」の貼紙も何もないんですよね。

心が折れました。

 

時間も遅くなっちゃったし、これ以上うろうろする気にはなれず、

スーパーでお弁当を買ってホテルで食べました。(大号泣)

 

クーポン利用の際の注意点④

「行っ得!五島クーポン」のクーポン使える店は限られているので、事前に予約した方が良いです。

 

「現地で店をみて良さそうな店に飛び込みで入る」

という手法を愛用している私たちには、クーポン利用はむずかしかったです。

 

四日目 鐙瀬 お土産調達 

夕焼けを見る為にレンタカーを24時間レンタルにしていたので、

朝の内に鐙瀬に行きました。

1日目に鬼岳から見下ろした黒い溶岩の海岸を身近にみることができました。

 

その後、再度ダイキョーバリュー福江店へ

っというもの、2日目にお土産下見をした時に見たお魚の天ぷらが、

すごーくおいしそうだったので、どうしても買って帰りたかったのです。

実際、魚がかっつり感じられるおいしい天ぷらでした。

わざわざ買いに行って正解だった、地元のおいしい天ぷら

あと、地元の焼酎を調達。

 

車を返却した後、レンタカー屋さんに空港まで送っていただきました。

その際に「閉まっているお店が多くて・・・。」とお話したら、

コロナの影響ではないか、とのことでした。

これまで、五島ではコロナ患者は出ても数人だったそうなのですが、

この夏は患者がどんどん増えてしまったそうです。

濃厚接触になって、急にお店を休んだりする例もやはりあるそうです。

臨時休業の貼紙・・・できないかも。

やはり、時期は悪かったのかもしれないと改めて思いました。

 

帰り良く晴れて、九十九島呼子唐津の美しい姿が間近に見え

ちょっとしたアトラクション気分で40分を楽しみました。

 

 

また行こう。それしかない。

今度は、おいしい海鮮をやまほど食べるぞ!っと思ったのでした。