翼はなくても

行きたい、を少しずつ叶える

キャンパーバン徹底比較 ジューシー VS スペースシップ

ニュージーランドにはキャンパーバンのレンタル会社が山ほどあって、

様々なタイプのキャンパーバンを取り扱っていますが、

私たちが利用したのは2社。

 

北島で10日間⇒ジューシー(jucy)

南島で20日間⇒スペースシップ(space ship)

 

2社とも「エスティマ改造型」のキャンパーバンが主力の一つで、

①小型

②オートマ

③安い

この3つの希望に合致したからです。

同じエスティマの改造型なのですが、実際にはけっこう使い勝手が違いました。

そこで、この2社について、私たちの感想を書きます。

実際に検討する場合を考えて、細かく具体的な部分についても

書きましたので参考にしてください。

 

ちなみに、私たちが利用したのは2018年なので、

すでに変わっている部分もあるかもしれません。

実際利用を考えている場合は

HPなどで十分確認してくださいね。

 

 

 

 

車体

どちらも同じエスティマ改良型だし、

車によって年式や走行距離は違いますので、

あくまでも私たちが借りた車の場合、ということになりますが・・・。

 

ジューシー

たぶん2000年式のものだったと思います。

走行距離30万キロ越え!

まぁ、一番リーズナブルなクラスを選びましたからね。

 

なんと!!!!!!運転はできました!!!!!!

故障もなかったです。(笑)

 

しかしながら、ショックはかなりへたっていて、

山岳部のヘアピンカーブはかなり苦労しました。

あと、サイドドアの自動開閉装置がうまく作動せず、

開かなかったり、閉まらなかったり、けっこう苦労しました。

 

初日の夜のこと、

夫が鍵を持ったままシャワーを浴びに行っていた間

いったん閉めたドアが半ドアになった為開け直そうとしたら、

突如、防犯ベル鳴ってしまいました。

静まりかえった夜のホリデーパークの闇を切り裂く警報音!

死ぬほど焦りました。

 

まぁ、3日も付き合うとテンションのかけ方のコツがわかってきて、

うまく使えるようになってきましたが。

・・・安いって、そういう事ですね。

 

ただ、ニュージーランドってとても古い物を大切にします。

特に車に関しては、相当年季の入った車が現役で走っていました。

それを考慮すると、十分、許容範囲内といえると思います。

 

スペースシップ

走行距離は10万キロ。新しい!(爆笑)

まぁ、ジューシーに比べるとはるかに普通な感じでした。

 

ジューシーより少しだけ上のクラスにしたからだと思います。

ただ、17日目にして燃料メーターが壊れました(涙)

メーター残量が1/4になったところで、

ガソリンスタンドで満タンにしたら

 

メーターが0をさして動かなくなったのです。

 

故障の場合は対処してくれるようでしたが、

走行は可能でしたし、あと2日で返却というタイミングで

修理となっても時間がかかるのも嫌だったので

「ガソリンメーターが壊れたがこのまま期限までレンタルする」

とメールを入れて、

返却まで、常に多めにガソリンを補給し、ドキドキしながら運転しました。

 

保険は「すべて保障」のものに入っていたし、

そもそも運転が起因ではなく、車の故障なので当然ですが、

修理代を取られることはありませんでした。

原因は・・・不明!

 

キッチン設備

ジューシー

JUCY CABANA レイアウト

キッチン設備ははバックドア側(ベッドの頭側)に組み込まれています。

①小さいシンク

②冷蔵庫

③カチットコンロ

④調理用具・カトラリー入れ

等々が、バックドアを全開にして後ろから利用するようになっています。

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ジューシーのキッチン装備はバックドア側に集約されています

 

シンクはタンクに水を補給できるようになっており、

そこからポンプ式で(シュコシュコと)出すようになっています。

排水はそのまま外に流れ出ます。

引き出し式のテーブルがあり、そこでカチットコンロが利用できます。

シンク下の調理用具入れに、冷蔵以外の食料品を入れる余裕があります。

バックドアを開ければすべてそこにキッチン用品がそろっているので

 

「眺めのいいタウポ湖畔でサンドイッチを作ってランチ」

 

なんていう事は非常にやりやすかったです。

 

しかし、毎日の食事について言えば

①「雨」・「風」・「外気温」・「直射日光」いずれかの影響が少なからずあった

②ホリデパークのキッチンの方が圧倒的に使いやすかった。

③実はカチットコンロが壊れていた(爆笑)

 

為、「屋外で本格調理」ということにはなりませんでした。

 まず、シンクは水を運ばなければ使えない上に

使ったとしても「ちょっと野菜を洗う」程度で、

食器(汚れ物)を洗うにはかなり無理がありました。

 

カチットコンロは(利用できていたとしても)どうしても風の影響を受けます。

寒さや直射日光、風に晒されながら調理するより、

ホリデーパークの広々したキッチンの方がはるかに快適だったのです。

っという訳で、カチットコンロが壊れていることに気がついたのは、

旅も終わりの頃だったのでした(笑)

 

とは言え、

バックドアを開けるとキッチン」

という思想は非常にわかりやすく、

コンロ・シンクなどの設備が整っていない場所で泊まる場合は

活躍するのではないでしょうか。

 

冷蔵庫は決して大きなものではないのですが、けっこう使えました。

食材を持ち回る旅では必需品ですね。

1リットルペットボトルを立てて入れることはできませんが、

350ミリビール缶を2つ重ねて入れることはできます。

一番底に少しくぼんだ部分があって、そこは冷凍庫として使えます。

冷やす力もそこそこあって、野菜を凍らせて失敗したことがありました。

 

ちなみに、レイアウトを見てもらうと

昼間は「テーブルとソファ」という

レイアウトとなっているのですが、

私たちは一度もこのレイアウトは使いませんでした。

 

スペースシップ

スペースシップの場合、

調理用具・カトラリー入れ・冷蔵庫・カチットコンロ

すべてベッドの下に入っています。

 

これらを使う為にはベッドを一部上げなければなりません。

シンクはなく、代わりに持ち運びできる水のタンクが入っています。

(私たちは利用せず。)

つまりスペースシップの場合、車で調理するには

水タンクやカチットコンロを置くテーブルなどの「調理場」を

車外に作らなければなりません。

「キッチン」と呼べる設備はないのです。

 

逆に、私たちが実際利用してみた感想として

スペースシップは

 

どうすればホリデーパークで快適に過ごせるか

 

を考えて作られており

調理もホリデーパークのキッチンですることが前提と

なっているのではないか思うのです。

 

ベッド下から取り出す為にはマットを持ち上げる必要があるため

ベッドと冷蔵庫を同時に使う事はできませんが、

ストレージの容量がジューシー比べても大きく、

専用バスケットがあってストレージにスッポリ収めることができるので、

食材もカトラリーもバスケットに入れて丸ごとキッチンに持ち出す

・・・という使い方は実際に使ってみると

非常に使い勝手がいいものでした。

 

ちなみに、後でも書きますが

スペースシップはテーブルやサイドにつけるテントがついてくるので

ホリデーパークではないところで調理する時はそれらを使います。

 

冷蔵庫は冷蔵のみ、冷凍はありません。

大きさはジューシーをほぼ同じです。

(一リットルペットボトルは縦には入らず、350ミリビール缶が縦二つ)

 

ストレージ(持ち込み荷物置き場)

ジューシー

運転席のすぐ後ろにストレージ(物入れ)があります。

40Lのザック(あまり中に物を入れてない状態)は入りましたが

小型スーツケースは入りませんでしたので、

着替えや必要品はスーツケースに入れて

寝る時:運転席&助手席

運転時:後部座席のベッドの上

という感じで移動させていました。

ジューシーを利用する場合は小型でもトランクはない方がベターかもしれません。

 

スペースシップ

ベットに下に大きなストレージが2つあります。

レイアウトのようにバックドア側に1つ(テントやテーブルなどの備品)と

ベットの中央に一つ(調理器具・食器・食品入れ)です。

閉じた状態なら小型スーツケースの入る、けっこう大きい収納で、

ベットの中央のストレージには鍵がかけられるようになっていました。

収納としては非常に使いやすいものでした。

それと、これは偶然かもしれないのですが、

ベッドの下に小型(機内持ち込み可のサイズ)のトランク2個を

置いておく事ができるスペースがありまして、

これが便利でした。

ベッドの下に小型トランクがのぞいているのがわかりますか?

ベッド

どちらの会社もちゃんとフルフラットのベッドになります。

痛くない程度のしっかりしたマットにシーツをかけて使います。

掛け布団はダブルサイズが一枚。これにもカバーをかけて使います。

ちなみに私たちは防寒の為、寝袋を二人分持って行き、

気温が低い時に布団と併用しました。

 

ジューシー

キッチンが後ろにまとまっており、

その後ろから前部座席の間がベッドになるため

ベッドがちょっと短いです。

でも、身長170㎝くらいの旦那はまったく問題なかったです。

そして、スペースシップに比べるとベッドが低い位置になるので、

起き上がった時に天井との間に余裕があります。

 

スペースシップ

ストレージがベッド下に収まっており、

前部座席からバックドアまでまるまるベッドになる為、

ベッドの長さはジューシーより長めです。

更に身長が高い人の為に後ろに付属のテントのような覆いをつけることで

ベッドを長くすることができるようです。(使いませんでしたが)

ただ、ストレージが下にある為ベッドの位置が高く、

起き上がった時、天井が低く感じる為、

着替える時には少し窮屈に感じました。

 

備品

ジューシー

鍋(小型)・フライパン・俎板(小型)・包丁(小型)

大皿・小皿・マグ・サラダボール・ザル・

スプーン・フォーク・ナイフ(食事用)

キッチンスポンジ・フキン・食器洗いスポンジ

カチットコンロ(壊れてて使えず)

タオル(2)バスタオル(2)

 

スペースシップ

鍋(中型)・フライパン・俎板・包丁(大型)

大皿・小皿・マグ・プラスチックのグラス・ザル

スプーン・フォーク・ナイフ(食事用)

キッチンスポンジ・フキン ・食器洗いスポンジ

カチットコンロ(2個)水タンク(2個)

タオル(2)

トランプ(プレゼント)トートバック(プレゼント)

 

ざっくり備品のリストだけ見るとさほど差はないのです。

でも、実際の使い勝手ということになると

若干スペースシップに軍配が上がります。

 

ジューシーの場合

①お鍋が小さい。

ホリデーパークのお鍋が使えない場合、調理がかなり制限されました。

②「小型の切れないフルーツナイフ」しかない

まともな調理をするのは不可能です。

 

スペースシップの包丁はそれよりはるかにましで、

一応調理は可能でしたが、あまり切れのいいものではなかったです。

とあるホリデーパークでフランス人一家が調理をしていたのですが、

ジャガイモとにんじんの皮を剥き、みじん切りにするのに

額に皺を寄せて1時間近く挌闘し、もう精魂尽き果てた

という感じになってました。

真面目な方だったんでしょうね。

どのレンタル会社かは知りませんが、

多分レンタル品の場合包丁はどこもネックなのかもしれないと思います。

 

ちなみに、多くのホリデーパークでは共用できる

備え付けの包丁やお鍋があり、それを使うことの方が多かったのですが、

ホリデーパークによっては、まったく備品がないところもあるので、

ストレスなく調理したい方は使い慣れたものを持参されることをお勧めします。

(機内持ち込みは当然できないのでお気をつけ下さい。)

 

③フキンが粗悪

特にジューシーのは拭くと細かいくずが食器につくので利用できませんでした。

その為、日本から持参した日本製フキンは大変重宝しました。

 

 

更にスペースシップは

調理用具や食材を運ぶためのバスケットが付いています。

スーパーのレジカゴみたいなカゴが2つなのですが

これは本当に重宝しました。

いずれにしろ、ホリデーパークを利用する場合は、

何でも放り込める大きなバックがあった方が絶対便利です。

またおまけのトートバックもシャワーに行くときにとても重宝しました。

 

また、台拭き、食器洗い、食器洗い洗剤は

ほとんどの場合ホリデーパークのものがありますし、

 

さきほど書いたように鍋や包丁だけでなく、

フライパン、まな板、食器などについても

ホリディパークのものを使える場合があります。

(ホリデーパークの備品については別途解説します。)

 

タオルについては、

ジューシー

  スポーツタオル×2

  バスタオル×2

 

スペースシップは

  スポーツタオル×2 のみ

  バスタオルなし

 

え?バスタオルがないと困るでしょ?とお思いになるかもしれません。

しかし、実際にお手軽キャンパーバンで旅してみると、

濡れたバスタオルを乾かすのはけっこう大変でした。

乾燥室があるか、ゆっくり天日に干す「時間と天候」恵まれないと

バスタオルを濡らすことができないんです。

生乾きのバスタオルと同じ車内には居たくないでしょ。

 

スペースシップは実体験に基づいて備品を用意しているなぁ

と思うポイントの一つです。

 

っと、様々ジューシーの文句を言いましたが(笑)、

全く使えなかったのはコンロと包丁とフキンだけで、

他のものは便利に使わせていただきました。

どんな時でも、どうにかすれば、どうにかなるもんです。

 

充電ポート

命綱のスマホ2台とタブレット

それにカメラ2台が常にお腹を空かせて充電を欲しがります。

スマホがないと次に泊まるホリデーパークも探せませんし、

天気もわかりません。

もちろん日本にいる家族との連絡もとれません。

絶景に出会っても、写真とれないと辛いですよね。

 

キャンピングカーの旅にとって充電は最重要課題

 

です。

 

ジューシー

運転席の操作パネル内にUSBポートが一つついています。

でも運転中にしか使えません。

ナビゲーションとしてのスマホは移動の際の命だっ命綱だったので、

その為には随分助かったと言えます。

そして、2台目のスマホとカメラ二台については、

運転中にシガレットライターから電源を引いて充電したのですが、

それだけではどうしても足らず、

毎晩ホリデーシーズンパークのコンセントを探して充電してました。

 

でも、ホリデーパークの利用者は充電に飢えていて、

コンセントが満杯だったりしますし、

さすがに携帯やカメラを公共の場所に放置することもできず、

充電の間の付き添いが必要だし、

待ってる間にスマホを見ちゃうので余計に充電が溜まらず

相当苦労しました。

 

スペースシップ

セカンドバッテリーに直接つながっているUSBポートが2つあり、

これが非常に役にたちました。

ホリデーパークのコンセントを探さなくても寝ている間に楽勝で充電できますし、

運転中ももちろん充電可能です。

これでバッテリーの心配が一気に解消しました。

セカンドバッテリーから直接つなげるポートが二つ!

これは本当に神!
心から感謝です。

 

 内装

①カーテン

ジューシー

すべての窓に大きさがぴったりあったロールアップ式のブライドがつきます。

遮光性は高いのですが、

全部巻き上げるのがけっこう面倒だし留め具が古くなっていて

なかなかうまく止まらず、出発の度に苦労しました。

スペースシップ

すべての窓にカーテンがつきます。

ちょっと端が開いたりして遮光性はいまいちですが、

シャッっと引くだけなのでとても楽でした。

②車内照明

ジューシー

セカンドバッテリーで点灯する車内灯が一つあります。本くらいは十分読めます。

スペースシップ

セカンドバッテリーで点灯する車内灯が左右に二つあります。二段階に調光できます。

③寝具

ジューシーもスペースシップも、

フラットなマットと布団(ほぼ正方形)と枕2個、

それにそれぞれシーツ&カバーがつきます。

 

ちなみに

ジューシー   ⇒ジューシー色(黄緑と紫)

スペースシップ ⇒スペースシップ色(オレンジと白)

 

どちらもド派手(笑)

ちなみに私たちは、布団が一枚ということに不安があったので、

念の為寝袋(3シーズン用)を一人ひとつづつ持参して併用しました。

10月から11月にかけてのニュージーランドは、

山岳部では0度ちかくなることもあったので、

このダブル使いは非常に重宝しましたが、

まぁなくても、着るもので調整できるかもしれません

(ふとんは取り合いになるかもしれませんが。)

カバーの替えはないので、必要時には洗う必要があります。

 

 

外装備品

ジューシー

社外で使うイスやテーブルをオプションで借りる事ができます。

私たちはイスとテーブルを、あらかじめ予約したのですが、

「テーブルの在庫がない」

ということで、当日になって一方的にテーブルのみキャンセルされました。

他にソーラーシャワーとかも借りられるようです。(あまりいらないかなぁ)

スペースシップ

テーブルとイスは無料でついてきます。

あと、サイドドアにつけるテントも無料でついてきます。

これは吸盤(ルーフ二か所)&ペグ(地面二か所)で固定します。

確かに、雨の場合はこれがあると便利なのですが、

風で飛ばされる心配があったりして、実際はあまり使いませんでした。

 

 

受付

予約は両方ともHP上から行います。

詳しくはまた別途説明したいと思います。

 受付では両方ともたくましいおねぇちゃん達ががんばってました。

 

ジューシー

借りだしの際、様々な事項を聞かれて、

係員が必要事項を打ち込んでいきます。

運転や装備についても別にこれといった説明もなくバックドアを開けて

「ここに冷蔵庫と備品があるからね、じゃーね」

という感じ。

サイドブレーキの場所が分からず、

隣の車を出そうとしていたドイツ人の女の子と

「どこだろう?どこだろう?」って騒いでしまいました。

 

返却する際、カセットコンロが壊れてたよと言った時も、

「え?あぁ、ほんとだ、わかった。」

みたいな感じでした。

「ごめんなさい」的な感じはまったくなく、

非常にカジュアルな応対 ☜ すごく好意的な表現使いました。

 

スペースシップ

事前のチェックインという方法が取られていて、

HP上であらかじめ自分で必要事項を打ち込む必要があります。

私たちは良くわからなかったので

当日スペースシップの事務所のタブレットで打ち込みましたが、

けっこう時間がかかりました。

あと、スペースシップは燃料メーターが壊れて、

本当に迷惑したのですが、返却の際、

「燃料メーターが壊れたのね。うん、いいわ、サンキュー!」

って感じでした。なんだかなぁ。しょんぼりです。

言ってしまえば

非常にカジュアルな応対 ☜ すごく好意的な表現をまた使いました。

 

 

空港からの送迎

ジューシー(オークランド

けっこう頻繁に行き来しているようなので、

指定の場所に行って、たまたま居ればそのまま乗っちゃっても良いようです。

私たちの場合は見当たらなかったので電話をしたところ、運転手がすぐでてきて

「あと、10分くらいでいくから!」

と応対してくれました。

帰りも

「国内?海外?」と聞いてくれて、私たちは国内線まで送ってもらいました。

もちろん無料です。

 

スペースシップ(クライストチャーチ

「スーパーシャトル」という専門のピックアップ業者に送迎を委託していて、

ちょっと待っているとそのその業者がまわってくるので、それに乗ります。

HPには送迎は、21日以上レンタルをする場合には無料と書いてありますが、

実はそれは往路だけなのでご注意ください。

free transferという言葉と信じていた私たちはカウンターで、

帰りは有料(29ドル)と聞いてがっかり。

直前に燃料メーターの件の対応に誠意を感じず、

がっかりしていたところへの追い打ちだったので、

カウンターの女性が私たちの背中に

「タクシー呼びます?」

聞いてきたのを無視して外へ出てしまい、

勢いで空港近くまで歩いてしまいました。

事前にホテルに荷物を入れており、手ぶらだったのですが

はっきり言って、歩くには遠いです・・・2.6キロ!

怪我の功名ですが、この道すがらアメリカの南極探検の支局があって、

南極探検車を見ることができました。

でも、遠かった・・・タクシー呼べばよかった(苦笑)

というか、Uber入れときゃよかった。

バスなどもない為、

シャトルかタクシー(もしくはUber)の2択

となりますのでご注意ください。

 

さぁ、各項目ごとに比較してみましたがいかがでしょうか。

総合的に言って、

 

ジューシー  ⇒ 本格的キャンピングカーをそのまま簡素化

スペースシップ⇒ 実際の利用シーンに合わせた、現実的な装備

 

という感じです。

間違いなく、スペースシップの車の開発者は、

実際こういう車中泊専用車でニュージーランドを旅して、

    「これがあるといい!」

    「こっちの方が便利!」

という視点を持って開発したのだと感じます。

その為、スペースシップの方がはるかに利用しやすいと感じました。

それが良く表れているのが

「セカンドバッテリーにつながるUSBポート」

「簡単なカーテン」

「持ち運びに便利なバスケット&トートバック」

「まさかのバスタオルなし!」

「小型トランクを置いておけるスペース」

「鍵のかかるストレージ」

ということです。

 

しかし初めに書いたように私たちは、

スペースシップではジューシーより若干上位クラスの車を借りているので

一概には言えませんし、

ジューシーも新しいタイプの車をどんどん投入しているようなので、

レンタルされる際にはそれぞれの仕様を個別に検討してくださいね。

受付や送迎も今とは違っている可能性があります。詳細は十分ご確認下さい。